対象:妊娠中のプレパパ・ママ、生後数か月のお子様の親御様 | 場所: minamina |
赤ちゃんの肌は大人より薄く、乾燥しやすく、一方で大の汗っかきなので、衣類の選び方はとても大事です
肌に優しい衣類を
赤ちゃんの衣類はたくさんの種類があって、何をどれくらい準備するとよいのか気になりますね。
衣類を選ぶ大事なポイントに、赤ちゃんの皮膚の特徴を考えることが必要です。
赤ちゃんの皮膚の特徴
1.皮膚の厚みは約1㎜、大人の1/2
2.体温が高い(平熱が37~37.5℃)
3.大人の2~3倍汗っかき
4.新生児期から乳児期にかけて肌の状態が変化する(脂性肌から乾燥肌へ)など
そのため、皮膚のバリア機能が弱く、直接肌に触れるものは素材選びや洗濯の仕方が重要です。
素材選び
1.綿素材はお肌に優しいのですが、生地の織り方、編み方などで肌触りが異なります。
繊維長が35㎜以上の超長綿は肌に優しく、毛玉ができにく、丈夫です。
2.機能性下着(汗を吸うとか、さらっとしているなど)には、ポステルやアクリル、ナイロンなどの化学繊維が含まれています。
化学繊維は静電気を発生しやすく肌に刺激を与え、肌荒れを起こすことがあります。
乾燥肌の場合、特に刺激が強いかもしれません。
使用前の水通し・日常の洗濯について
1.購入後、着用前の水通し
・ホルムアルデヒドを除く
・糊などを除き、吸水性をよくする
・色落ち、型崩れを防ぐ
2.日常の洗濯
大人と物と一緒に洗っても良いのですが、以下のことを気を付けましょう
・生後1ヶ月ころまでは、分けて洗うのが無難です
・ネットに入れて洗う
・洗浄剤は少なめにして、十分にすすぐ(いつもよりすすぎの回数を増やす)
・香料や添加物が入ったものは避けましょう
・一緒に洗う場合、ミルクの臭いなどが大人の服につくかもしれません
※一緒に洗ってみて、赤ちゃんの肌にトラブルが起こらないか観察し悪ければ、洗い方を考えましょう
3.口周りを拭くタオル、ガーゼも注意
柔らかいタオルやガーゼを使うだけでなく、濡らしてふき取りましょう
上記について一緒に考えましょう。
着せ方などの注意点も解説します。
●講師
助産師 佐藤珠美
年間1,000件程度出産がある病院で助産師の経験を積み、大学院で家族関係、保健学を学びました。
これらの経験を生かし看護教育に携わり、妊婦相談システム、流産・死産後のケア、更年期のケア、腱鞘炎や尿失禁予防などの研究を行っています。
スキンケアに関しては、地域で20年以上赤ちゃんのお風呂やスキンケア教室を行ってきました。この一環で、「新生児沐浴方法」の学習教材(日本語版、英語版)を開発し、無料公開しています。
これからは助産師になった時の夢であった地域の女性や家族の健康増進に貢献します。
手首サポーターや授乳クッションなどの育児補助用品、そして現在は抱っこ時の姿勢判定アプリの開発中です。
25年間、大学で看護師と助産師教育を担当しましたので基本的な妊娠出産と産後、女性の健康問題全般に対応できます。流産や死産などを経験された方への支援も行っています。
乳児アレルギー予防のスキンケ講座の講師も務めてきました。
DATA
場所 | minamina(駐車場の東側の一軒家) 佐賀市水ヶ江2丁目11-4 |
定員 | 各回 5名程度 |
料金 | 1,000円(60分) |
備考 | お子さんの同伴OK 託児サービスはありません |
ご予約・お申し込み
ご予約、空き時間のお問合せ等は下記からお願い致します。
▼参加希望日をクリックして申込みを行ってください。