instagram facebook mail brackets-left brackets-right bracket-left bracket-right

PROJECTS

女性に多い手(手指・手首)の不調予防講座

対象:更年期、育児期、お仕事で手に不調がある方 場所: minamina

手の不調は、男性に比べ圧倒的に女性に多くみられます。例えば、ばね指は6倍、ドケルバンけんしょう炎は7倍です。男性ホルモン・テストステロンは、筋や腱を強くする働きがあるため、男性はけんしょう炎になりにくいのです。職業的には、料理人・美容師・ピアニストなど、親指や手首を酷使する人、パソコンなどのキーボード操作をよくする人なのです。

女性では症状の発症ピークが2回あります。

 30~40代(育児期)

 50~60代(更年期)

参考:

 ばね指とは:指のけんしょう炎

 ドケルバンけんしょう炎とは:手首の親指側に生じるけんしょう炎

 ※最近では、更年期の人で、へバーデン結節(指先の第1関節の腫れと痛み)、プシャール結節(指の大2関節の腫れと痛み)も増えているようです。

手の不調は女性に多くみられますが、原因の第一は過剰使用です。

育児期の手のトラブル:

育児期のけんしょう炎の原因には、赤ちゃんの発達が影響しています。体重が少なくても、からだがぐにゃぐにゃしていれば、抱きにくく、支えに力が入るのは当然です。重くなってくと同時に、動きも激しくなり、落とさないようにと力が入り、手にかかる負担は増します。一人で立って、歩けるようになる1歳ころまでは、けんしょう炎を起こしやすいと言えます。

抱っこ、授乳、おむつ交換などで母親の2から3人に一人が手や手首の痛みを経験しています。産後の女性だけの問題のように思われますが、パパや祖父母も誰でもが「けんしょう炎」になる可能性があります。

育児期のけんしょう炎は、軽症のうちに対処すれば大丈夫です。親指や手首に痛みを感じたら、放置せず相談ください。あかちゃんの発達に合わせた育児法により予防できます。手の不調で不安になっている方、ぜひ相談ください。けんしょう炎予防の取り組みは、赤ちゃんも快適になります。

更年期の手のトラブル:

更年期には、手の関節の痛み、こわばりなど様々な不調が続きます。育児期やお仕事などで、手のトラブルの経験がある人は、症状が悪化しやすいかもしれません。手の観察の仕方、ストレッチなどの対処法を身に着け、生活の質が低下しているようでしたらぜひ整形外科、手外科を受診しましょう。

身体に痛みがあると、気持ちまで落ち込んでしまいます。ぜひこの機会に、生涯を通じて健康な生活を送るための自己管理方法を身に付けましょう。


講師
助産師 佐藤珠美

年間1,000件程度出産がある病院で助産師の経験を積み、大学院で家族関係、保健学を学びました。

これらの経験を生かし看護教育に携わり、妊婦相談システム、流産・死産後のケア、更年期のケア、腱鞘炎や尿失禁予防などの研究を行い、手首サポーターや授乳クッションなどの育児補助用品、そして現在は抱っこ時の姿勢判定アプリの開発中です。

これからは助産師になった時の夢であった地域の女性や家族の健康増進に貢献します。


25年間、大学で看護師と助産師教育を担当しましたので基本的な妊娠出産と産後、女性の健康問題全般に対応できます。流産や死産などを経験された方への支援も行っています。

こちらの、けんしょう炎予防プログラムもご活用ください


DATA

場所minamina(駐車場の東側の一軒家)
佐賀市水ヶ江2丁目11-4


定員各回 4名  
料金1,000円
備考お子さん同伴可

ご予約・お申し込み

ご予約、空き時間のお問合せ等は下記からお願い致します。

▼参加希望日をクリックして申込みを行ってください。

    イベントはありません